シーホネンスさんの最新ベッドEmi(エミ)シリーズを実際に導入してみた

シーホネンスから最新のベッドEmi(エミ)シリーズが登場したのはご存じでしょうか?

Emi(エミ)シリーズはケアマネージャーさんやPT、STさんとのやり取りの中でもかなり評判が良いベッドです。

今回はEmi(エミ)シリーズのベッドの特徴、ご利用者様の声、納入時の注意点をご紹介していきます。

Emi(エミ)シリーズの商品の特徴をご紹介

Emi(エミ)シリーズを実際に導入して感じた事のご紹介をする前にまずは商品の特徴をご紹介していきます。

Emi(エミ)シリーズの特徴としては以下の3つあります。

・電動ヘッドレスト機能で誤嚥リスク軽減と楽な姿勢を作れる
・足上げ機能でむくみ対策ばっちり
・スイングバック機能で圧迫やずれを軽減

順番にご紹介していきます。

電動ヘッドレスト機能で誤嚥リスク軽減と楽な姿勢を作れる

これまでも誤嚥リスク軽減と楽なポジションを取る為の機能があるベッドは何種類かありました。しかしEmi(エミ)シリーズは一味違います。

下の図をご覧ください。

Emi(エミ)では0~30°の「ADLポジション」で
食事や投薬の際の誤嚥リスクを軽減できます。

また0~50°の「QOLポジション」を採用する事によって、
上体がしっかりと起き上がるので楽な姿勢で
テレビを見たり読書をする事ができます。

またご家族様や介護者様がお話をされる際に
目を見て安心してコミュニケーションを取る事ができます。

足上げ機能でむくみ対策ばっちり

足のむくみ対策で3Mのベッドを入れてみたけど、
結局効果が薄くてクッションを挟んでいた。

そんな経験をされている方もいらっしゃるかもしれません。

下の図をご覧下さい。

Emi(エミ)シリーズでは2Mでは30°、3Mでは45°まで脚上げができるだけでなく、なんと足先が水平になります。

スイングバック機能で圧迫やずれを軽減

Emi(エミ)ではスイングバック機能により背上げ時のズレがほとんどありません
スイングバック機能とは、背上げをする際にベッドの支点が下がり、若干の隙間ができる事で体への圧力がかかりにい体勢を作れる機能です。

お腹の圧迫感とズレを感じずに背上げをする事ができます。

どんな人にEmi(エミ)はオススメ?

ここまで見てきたようにEmi(エミ)は多彩なポジショニングができ、ベッド上で楽な姿勢を作ったり、足を水平な角度で上げる事も可能です。

その為以下のような方にはEmi(エミ)をオススメします。
・ベッド上で過ごされる時間が長い方
・誤嚥リスクが大きい方
・むくみがひどい方

Emi(エミ)シリーズのご利用者様の声

実際にEmi(エミ)シリーズをご利用頂いた方からの声をご紹介します。

ご利用者Y様の娘様のお声
ベッドを変えてから明らかにむせる回数が減りました。
以前は食事のたびに蒸せていましたが、今はほとんどむせないです。

またベッドの角度がしっかりと上がるのでテレビが見やすくなったんだと思います。
テレビを見てる最中に疲れてねる事がほとんど無くなりました。
大好きな時代劇をずっと見ています(笑)

補足をさせて頂くとご利用者Y様は、元々ベッドを借りて頂いていましたが、
徐々に嚥下機能が低下し、誤嚥のリスクが上がっていた為交換しました。

ベッドを変えてからはむせる回数も明らかに少なくなったという聞いてほっとしています。
大好きな時代劇、楽な姿勢でこれからも楽しんでほしいです!

続いてもうお一人ご紹介させて下さい。

ご利用者Fさんの奥様の声
ベッドを変えてから足のむくみが大分無くなりました。
以前はパンパンな時もあったし、クッションを引かないといけなかったのに今は何もひかなくても良いので、私も少し楽になった気がします。

Fさんは少し前からむくみがとてもひどく、久しぶりにお伺いした時には足がむくんでパンパンになっていました。そこですぐにケアマネージャーさんにご連絡し、翌日に交換しました。
最近ではむくみがほとんどなくなったとの事を聞いて安心しました。

そしてこんな声もありました。

ご利用者Sさんのご主人の声
ベッドを変えてから話す機会が増えた気がします。
今考えると昔から目を見て話をする事が多かった妻。
前のベッドだと目が合わなかったのが原因でしょうね。

このベッドに変えてからは話す回数も増えて、
なんとなく昔に戻った気分です。

この方は入院をきっかけにむくみがでるようになったので、ベッドの入れ替えを行いました。
当初はコミュニケーションの改善の声は想定していなかったのですが、案外お声としては多いです。

ご利用者様から「安心して話ができるようになった」とかご家族様から「目が合うようになって声がかけやすい」はよく聞きます。

Emi(エミ)シリーズを導入する際の注意点

Emi(エミ)を導入する事が決定した後に「いざ置こうと思っても置けない」等注意しておかないといけない事が何点かありますので、ご紹介していきます。

ベッドが置けるかどうか

まずはベッドが置けるかどうかです。
Emi(エミ)のサイズは以下の図の通りです。

Emi(エミ)は垂直に昇降を行う機種なので通常のサイズの場合縦幅は208㎝あれば十分です。
勿論置けるかどうかの採寸はスタッフが承りますので、お気軽にご相談下さい。

本人様の体に合うか

機能過多ではないかを考えてみましょう。
福祉用具は基本的に現在の状態及び近未来の状態を考慮して選定します。
それ以上の機能があると逆に本人様の体が衰える原因にもなってしまいます。

例えばEmi(エミ)の場合は、
ベッドを使用するのが寝る時だけという場合は機能過多になります。

逆にこのベッドをテレビが見やすいからという理由だけで導入してしまうと、姿勢保持の筋力が衰えてきてしまう原因にもなりかねません。

また高性能ベッドだけあり、他のベッドと比べて料金が高い事もあります。
今の体の状態に合わせて納入し、必要があれば入替を考えましょう。

まとめ

今回はシーホネンスさんから出た最新ベッドEmi(エミ)シリーズをご紹介しました。

Emi(エミ)シリーズは多彩なポジショニング機能があり、以下の方にオススメです。
・ベッド上で過ごす時間が長い
・誤嚥リスクが高い
・むくみがある/むくみがひどい

また実際のご利用者様の声も書かせて頂きましたが、体が楽になったというご報告だけでなく、コミュニケーションが円滑になったり毎日が楽しくなったという声も頂きました。

導入のご相談や少しでもご不明点がある際にはお気軽にご連絡、ご相談下さい。
LINEでのご相談も可能ですので、是非ご登録お願い致します。

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